性被害は実の娘や姪に・・・「小児性愛」自覚しながら教壇に立ち続けた男性【報道特集】
11/27(土) 8:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/bba79b81dd07438a39ddb71d0ce8d845c5c0f2f5
(写真:TBS系(JNN)
学校や保育園で、子どもが受ける深刻な性被害。
「小児性愛」を自覚しながらも40年近く教壇に立ち続けた男性を取材した。
教育現場での加害行為は「一切ない」と話す男性だが、実の娘からは、
男性から受けた性被害の実態が語られた。
■「小児性愛」を自覚しながら教壇に立ち続けた男性 現場での加害行為は「一切ない」
学校や保育園での幼い子供への性被害は、どうすれば無くせるのか。
今回、小児性愛障害を自覚しながらも、40年近くにわたり教壇に立ち続けた男性が取材に応じた。
妻との間に2人の子どもをもうけ、神戸市の小学校で、校長まで勤め上げたという男性。
今回、初めてカメラの前で、こう告白した。
元教員の男性:
小さい子どもを大事にするというか、好きになるとか。小児性愛、そんなんかもしれないし・・・。
思春期の頃から複数回にわたり、幼い少女へのわいせつ行為に及んだという。
元教員の男性:
中学3年の頃、同じクラスの女の子から誘われて、映画見よって一緒に行ったことがあるんです。
その時に小学生ぐらいの女の子の横に行って、ちょっと下腹部を触れてみるとか。
小さい女の子に手を出すというのは、やっぱり、(相手が)抵抗しにくいというのがあるんでしょうね。
大きい人には絶対そんなことしませんから。
男性はその後、教員となり、およそ40年間校長まで勤め上げた。
だが、教育現場での加害行為は“一切無かった”と強調した。
元教員の男性:
子どもたちに言っていることが、人の嫌がることをするなと。
ですから、かなり長い年月勤めましたが、教育現場でそういうことをした覚えはないです。
教育愛というか、それに燃えてましたから。
■「異常性愛者だと思う」被害は実の娘や姪に・・・男性の素顔とは
しかし、その間、男性からの性被害を受けていたという女性がいる。男性の実の娘の、たかこさんだ。
たかこさん:
4歳か5歳ぐらいのときに、寝ていた私の横に父親が入ってきて、
私の下着の中に手を入れるという行為があったのを覚えています。ものすごく恐ろしいことをされているという。
全く、身体が動かないんです。硬直して金縛りにあったようになって、指一本動かせなかったです。
性被害はその後、13歳まで続いた。被害は、姪にまで及んでいたという。
たかこさん:
異常性愛者だと思いますよ。家に小さな女の子の裸の写真を飾っていましたもん。
5歳ぐらいの女の子が好きという話も聞いたことがあります。
しばらく絶縁状態にあった父親。今回、父親が取材を受けることになったのは、
「自分が犯した罪の重さに、向き合ってほしい」とたかこさんが強く促したからだ。
学校での加害行為は、本当に無かったのか。たかこさんは、今でも疑念を強く抱いている。
たかこさん:
加害者は、私が小さいときから、倫理的じゃないというか、道に外れたことを平気でする人だったので。
勤務校の子どもに何かしたのではないか、という心配はずっとあります。
たかこさんは、一時は自傷行為が止められず、
今も、うつ病やアルコール依存症などの後遺症に、苦しみ続けている。
たかこさん:
虐待を受けた体験というのは、冷凍保存されると言いますよね。
で、何年経ってもそのままなんですよ。心の中に冷凍保存されたまま。
加害者にしてみたら、それは色褪せていくんですよね。加害したことは。
苦しみをどれだけ分かっているのかという、それを聞きたいですね。
(以下引用略)