11月25日放送の『あさイチ』(NHK)で鈴木奈穂子アナウンサーが号泣≠キる場面があり、ネット上で物議を醸している。
この日、鈴木アナはNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第19話を朝ドラ受け≠オたが、あまりにも衝撃的な展開に絶句。大粒の涙を流した。
この日のあらすじは、安子(上白石萌音)の父・金太(甲本雅裕)が菓子作りへの意欲を取り戻し、安子が出来上がったおはぎを町で売り出すことに。
そうした中、戦地に赴いていた算太(濱田岳)が復員し、金太と再会。幸せそうな金太の姿に視聴者がほっとしたのも束の間、
「金太が亡くなっているという報せが入ったのはその翌朝のことでした」というまさかのナレ死≠ナこの日の放送は終了した。
番組冒頭からボロ泣きの鈴木アナにスタジオは騒然。ゲストのIKKOが「まぼろし〜」と笑いを取りに行ったことで、なんとか通常放送に戻ったが、
鈴木アナの涙は止まらず、泣きながら番組進行を務めた。

鈴木奈穂子アナの“号泣”に賛否

鈴木アナのリアクションは、視聴者の間で、

《見終わって一体何が起こったのか理解するのに時間がかかった。鈴木アナの号泣、人柄が出てる》
《泣いてたのに鈴木アナの涙でさらに号泣。金太さんずっと後悔ばかりだったんだろうなぁ》
《こんなに大泣きした鈴木アナを見たのは初めてです。それだけ悲しい展開だったからでしょうね》
《わかるよ。あれは。カムカムの視聴者として同じ感情でいてくれたことが嬉しかった》
といったように、大きな話題となっている。しかし一方で、前代未聞のメインキャスター号泣シーンに、一部からは

《確かに衝撃的なシーンだったけど、泣くのは家にしてほしいなぁ。まともに進行できないなら朝ドラ受けとかやめてほしい》
《朝ドラ見てない人からすれば、なんで泣いてるのか分からないだろうね。とてもプロのキャスターとは思えなかった》
《これって完全な内輪ウケじゃん。マジでシラケた》
《あさイチの中で感動シーンがあったならまだしも、前番組じゃん。泣いてゲストにカバーしてもらうくらいなら朝ドラ受けとかやるなよな》
など、厳しい指摘が寄せられている。

朝ドラを見た流れで、そのまま「あさイチ」を見る視聴者も多い。しかし、朝ドラを見てない人にとって、鈴木アナの涙は意味が分からなかったことだろう。
朝ドラ受けは初代メインキャスター・有働由美子の時代からのお約束になっているが、号泣して番組進行の妨げになるようならば、今後は自重した方がいいかもしれない。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12156-1351799/