女性はバカにされ、男性はフラれ…「婚活疲れ」に悩む男女が増えているワケ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89362

年収800万円、35歳独身男性。婚活では「ハイスペック」と言われる、トップ数%の年収を持つグループだ。ところが、この男性は婚活に悩みを抱えていた。というのも、男性は恋愛経験が少なく、デートの作法を知らなかったからだ。

男性は年収さえあれば、結婚できる。そんな夢は、婚活市場から消えようとしている。

バカにされる女性、音信不通で振られる男性
「これって、私バカにされてますよね!?」

ある女性から、恋愛相談をいただいた。彼女は婚活中の30代女性。マッチングアプリで知り合った男性に、大衆系居酒屋へ連れて行かれたことに激怒していた。

ところが、相談を受けた地域はちょっとした地方都市。こじゃれた個人店は数が少なく、友達同士でもチェーン系居酒屋に行くのは当たり前だ。その状況を踏まえると、大衆系居酒屋での初デートは不思議でも何でもない。

しかし、彼女の前提には「デートたるもの、こじゃれたお店へ行くべし」という前提があった。それを崩されたことで、自分はまっとうに扱われていないという怒りを抱いたのだ。女性は怒りのあまり、LINEで男性をブロックした。

これは、よく見られる婚活のワンシーンである。