大人でも身長150cmの「ホモ・ナレディ」とは?

ホモ・ナレディの化石が初めて見つかったのは、2013年のこと。
南アフリカ北東部・ハウテン州にある人類化石遺跡群、通称・人類のゆりかごの洞窟で発見されました。
これまでに約2000個の骨断片が見つかっており、そこから20数人分の骨格が復元されています。
最大の特徴は「小柄な体格」で、成人男性でも身長150センチ以下、体重45キロほどしかありません。

中略

今回の頭蓋骨は、同じ洞窟群に属する地下約30メートルの場所で発見されました。
見つかったのは28個の頭蓋骨片と6本の歯で、死亡時は4?6才だったと推定されています。


発見された子どもの頭蓋骨 Credit: Wits University(phys) ? Child fossil find in South Africa sheds light on enigmatic hominids(2021)
https://nazology.net/wp-content/uploads/2021/11/researchers-rarely-fin.jpeg
https://nazology.net/archives/99438