覚醒剤が練り込まれた木炭２４トンを受け取ったとして、男５人が逮捕されました。警視庁は、５人がトルコから覚醒剤を密輸したとみています。

　麻薬特例法違反の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍のド・タイ・ツアン容疑者（４３）とブラジル国籍の男らあわせて５人で、今月１７日、覚醒剤が練り込まれた木炭およそ２４トンを浜松市のツアン容疑者が経営する会社で受け取った疑いが持たれています。

　先月、トルコからの船便で段ボール２４００箱分の大量の木炭が個人宛てに届いたことを東京税関が不審に感じ、検査したところ、練り込まれた覚醒剤を確認したということです。取り調べに対し、５人はいずれも「中身は炭だと思った」と容疑を否認しています。

　警視庁は５人がトルコから覚醒剤を密輸したとみて、海外の大規模な犯罪組織の関与など、実態について捜査しています。（25日13:33）

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