アニメ『五等分の花嫁』『バンドリ!』などを代表作に持つ声優・伊藤美来が、5年ぶりとなる写真集『Sheer』を12月10日に発売する。ここで浮かび上がったのは、声優業界の哀しい現実だ。


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写真集の発売が発表されたのは今年夏。YouTubeには公式チャンネルも立ち上がり、メイキングの短時間動画が小出しにアップされている。先日には、韓国の名産『辛ラーメン』が大好きだと公言し、物議を醸したことが記憶に新しいだろう。しかし、さらに注目を浴びているのは、度々アップされる水着姿のカットだ。


「声優なのでヌルいカットばかりですが、写真集には一応、水着風の衣装も含まれています。これは昨今ナイトプールなどで流行っている水着より、さらに露出度の低いものですが、オタクの沸点は低いですから、欲望剥き出しレスをするほど超大興奮。公共の場では書けないような気持ち悪い言葉が、ネット上にはズラリと並んでいます」(雑誌編集者)


実際の声を紹介したいところだが、公共の福祉に反するような異常なコメントばかりなので、ここに掲載するのは控えたい。検索すれば、声優オタクの異常性を示す書き込みがいくらでも見つかるので、興味があれば各自調べるといいだろう。


実際はヨゴレ…? 名ばかりな“実力派声優”の看板

それにしても、気になるのは、写真集の紹介文に綴られている《若手実力派NO.1声優》という肩書きだ。


冷静に考えれば、実力があれば声の仕事だけで食べていけるわけで、わざわざ写真集を出す必要などない。水着姿なんてなおさらだ。結局のところ、声優はオタクを釣ることを求められ、オタクもまた「演技が〜」と講釈を垂れつつも、ルックスによる興奮を求めていることがわかる。


「写真集の紹介文で《若手実力派NO.1声優》と謳われている伊藤ですが、過大評価なのはファンが1番分かっていること。そもそも本当に実力があれば、脱ぎ仕事なんてやる必要はありませんからね。オタクは二次元に現実逃避して夜職やアイドルを極端に嫌いますが、現在はアイドル声優という言葉もあります」(芸能ライター)
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1128/myj_211128_3667697920.html

明らかに性的な萌え絵を「全くエロくない」「フェミの過剰反応」と騒ぎ立てるオタクが、谷間すら見えていない声優の衣装に「マジで(自主規制)らせにきてる」などと大興奮するのだから、全くもってダブスタで二枚舌な話だ。