小松左京ってやっぱ読んどいた方がいいの? ケンモクソジジイどもはどう思いますか? [928194223]
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「一度くらい国を失くしてみたらどうだ」〈『日本沈没』に世界が注目〉小松左京の遺言≠ニは | 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/50201 古いしあんま面白くない
アーサーCクラーク読み漁った方がいいよ 俺が最初に読んだのは夜が明けたらっていうホラー短編集
めちゃくちゃ怖面白かった
基本的に奇想作家だと思うが
小松左京はヒットしたシミュレーション小説から入った人が多いだろうから
それだとイマイチ嵌る人が限られるんじゃないかな 復活の日、日本沈没はケンモメンならマストだろ
小松左京はむしろ短編に味があって、ブックオフに転がってる100円のを適当に見繕って通勤時に読むとちょうどいい THE・昭和って感じだよな
意味も無くセックス描写が入って笑える
なんなのあれw けんもうで推してるおっさんが一人いるけどたぶんいつも同じ人だと思う 毒にも薬にもならんっていうか、文体が平凡で面白くない。
>>10
読んだよ。そのあとゴミ箱に捨てた
「俺たちの明日はどうなるか分からねえ」っていう投げっぱなしENDでクソワロタ
たしかにタイトル通り、「見知らぬ明日」だったwwww ザ・老害って感じの奴だぞ、作品も本人も
日本のSFが進展しない原因の1割ぐらいは
コイツが長い間大御所だったせいも結構あると思う >>11
夜が明けたらは普段の生活が淡々と止まって行く感覚が怖い NHKの100分で名著みて「虚無回廊」読んだわ、未完だけど
宇宙にある元素は共通だからそれを元にして宇宙共通語は作れるみたいな理論が面白かった 以前NHKでやってた岡本太郎の伝記ドラマで小松左京の役をカンニング竹山がやってた
妙なリアリティあった記憶 >>1
薦めたって、どうせ最後まで読む集中力ないだろ 長編は今読むと割りと辛い
『題未定』は軽くて楽しい >>15
小松がいなきゃ進展以前にそもそもSFが日本で浸透したかどうか怪しいからその推論は無意味 小松左京ってそんなネガティブな要素ないだろ どっから叩きが来てるんだよ >>27
「日本沈没」のような作品から日本を貶めているという連想をしてしまう層 >>27
嫌儲とかなにがなんでも叩く層が一定数いるから気にするだけ無駄 世界に散り散りになった日本人のアイデンティティはどうなるのか
とかそういうのが主題になるはずだったけどつまらなそうだから日本沈没したとこで終わったんだよな 『日本沈没』は『果しなき流れの果に』と合わせて結局天皇イデオロギーを超えられてないのがね
国土沈没させて日本人のアイデンティティさぐってみたら結局天皇がでてくるというのはどうなのか 「模型の時代」は短いからちゃっちゃと読めてオススメ 日本沈没出版時にはあり得ないとされていた高速道路の損傷は阪神大震災で現実になった 短編は極端なハズレ少ないが芸道ものは古典芸能興味なかったらおそらくつまらんから読まなくていい そんなに時間かかるもんでもないし
日本語だから翻訳による差もないし
読んで判断すればよいのではないでしょうか 短編は昔ハルキ文庫からテーマ別短編集でてたのがよかったがだいたい品切なのがね
ホラーもの集めた『夜が明けたら』、ミステリもの集めた『男を探せ』、スラップスティックもの集めた『日本売ります』、宇宙もの集めた『結晶星団』あたりは復刊して 虚無回廊最期どうなる予定だったんやろなぁ
それだけ知りたかった >>39
多分考えがまとまってなかったろうから本人もわからんまま死んだんじゃねえの
阪神大震災と宅間守さえなければ鬱病にもならなかったろうに 星新一、小松左京、筒井康隆、日本SF界の3大長老だよねw どれでも自分にあったのを読めばイイねw 短編集の『ゴルディアスの結び目』あたりから入るのがよかろう
『さよならジュピター』『首都消失』あたりは面白くなさそうだけど
他の有名どころはどれ読んでもそうハズレはないと思う >>40
早川とは和解したからセーフ
>>43
『さよならジュピター』は映画はゴミだが小説は割りと面白い
『首都消失』も上に同じ
長編でつまらんのだと『明日泥棒』とか『こちらニッポン…』とか さよならジュピターめちゃんこ面白かったぞ
長編に外れなしだと個人的には思う アマゾンには小松左京東浩紀セレクションとか大森望セレクションとか21世紀
セレクションとかいろいろ置いてあるから、そのあたりから手出ししてもいいかもね〜
ベルリンの壁崩壊について触れたエスパイも、予言的要素あったねw 大森といや小松が亡くなった直後にだした短編集は酷かった
何故ある程度古典芸能に対する前提や興味がないと面白くない芸道もの中心に短編集をあんでしまうのか 現代的視点から女性の扱いについていわれることもあるけど
復活の日だとかハードな世界ではあり得る状況かもしれない
思考実験としてのSFならそういう場面も込みで名作 >>46
さすがに『明日泥棒』は今読むと辛いぞ
時代風俗に密着しすぎた 小松左京と古典芸能といえば、菅原伝授手習鑑を題材にしたSFもあったねw 自販紙コップオレンジジュースが増幅逆流して地球が埋まるのって小松左京だっけ ホラーものは角川ホラーの短編集が現役だから結構読まれてるがギャグものがあんまり読まれないのは悲しい
作品によっては筒井より酷くて笑えるのに
「地球になった男」好き >>34
それでショック受けて晩年鬱に悩まされる原因になったという
学生時代に自殺未遂もしてるしわりと繊細な人だったんだろね >>54
鬱の原因はそれだけじゃなく妹と宅間守の件もあるからしゃーない
さすがにどんだけ図太い人間でも元身内から死刑囚だしたらそら精神打撃くらうだろうよ 小松左京といえばPC-6601に付属していたコロニーオデッセイ 作品は割りと好きだが小松の作品にあらわれる日本人論って高度経済成長と作家人生の絶頂が被ってるせいかしらんがナルシスティックで好きになれんは
あと天皇ネタに短編書いて右翼に抗議食らうぐらいには天皇に敬意とかないわりに日本国土沈没してディアスポラ化した日本人が結局天皇でまとまってしまうっつー描写いれちゃうのはなんなんだろうな
これが一木一草の天皇制ってことか >>57
そーいうのなら眉村卓のほうが面白いと思うが何故こっちは読まれないのか 小松の天皇論とかはそんな正面から論じてないし味付け程度に受け取っておけばいいくらいのもんだろ
書かれていることすべてが検討に値する作家なんていないよ 小松の天皇論とかはそんな正面から論じてないし味付け程度に受け取っておけばいいくらいのもんだろ
書かれていることすべてが検討に値する作家なんていないよ >>61
ディアスポラ化した遠未来の日本人に宇宙船内で君が代歌わせるっつーことの意味、「左」翼の「京」都大学生で元共産党員の山村工作隊出身者が意識してねえわけねえじゃん
それこそ小松左京馬鹿にしすぎだわ ホームレスが勝ち組の若者に馬鹿にされて
仕返しに夜道でその若者の頭を後から石でぶん殴って
顔の上で脱糞する話覚えてるわ >>65
「汚れた月」好き
「汚れた月」とか「少女を憎む」とかSF要素欠片もない短編割りと好きだがたぶんSF作家・小松左京のイメージからハズレるから復刊はされないだろうな >>64
意識してないとは言ってないだろ
合わないと思ったらスルーしとけって言ってるだけだよ
「日本沈没」も「果しなき流れの果に」も別に天皇論が主題じゃないだろ
そこが合わないってだけでケチつけるのはもったいない >>67
作品は好きだよ?
好きじゃなきゃ16レスもするか
ただ気になるっつーだけだ
『日本沈没』については天皇論主題じゃないとは個人的に思わん
あれ日本人論だろ?
日本人論で天皇のこと考えてなかったと思えんので 映画のさよならジュピターは若手のSF作家にネタ出しさせて
それを全部詰め込んだ結果まとまりのない絵以外になったとかいうエピソードは面白い 『さよならジュピター』は若者がまんまヒッピーなのがね
今見たら時代感じるか知らんが同時代生きた人間として言うがあの当時でもあの若者観は古かった さよならジュピターの映画のおかしな部分に関しては山本弘が熱く語ってたな 正味さよならジュピター観るぐらいなら「神への長い道」か「雨と、風と、夕映えの彼方へ」あたり読んだ方がなんぼか面白い 小松の嫌儲っぽい短編というと「宗国屋敷」好き
美少女キャラとネットゲーム内でエッチする学生ヒキコモリをほぼ半世紀前に予見してるの凄すぎる 小松左京の「戦争はなかった」はケンモメン必読書だろ 読んだことないから何も言えねえ
フィリップKディックとハインラインぐらいや 後南朝の天皇が甦って日本が東西に分裂してしまう「本邦東西朝縁起覚書」
機能が生殖に集約された結果、男の姿が全員チンポになってしまう「アダムの裔」
痴呆右翼老人の戦前美化妄想が現実化してしまう「召集令状」
株式会社に運営され株もってない人間は人権奪われる日本で祖父の謎の買い物の借金返済に追われる「終わりなき負債」
この辺は必読な 「日本アパッチ族」を読め
戦後日本のタブーが書かれてる タブーの話では凄惨な秘密を共有する秘密(タプ)も面白い >>79
終わりなき負債好きだったわ。久しぶりにもう一回読みたいな もはやそれほど面白くもないだろ
星新一の方が温故知新かも知れない 読む価値あるのは初期の作品だけだな
果しなき流れの果にくらいまで 小松左京でタイトル忘れたが、主人公がホームレス
ホームレス仲間が美しい大学青年に殴られたので復讐する
その復讐の仕方が、気絶した大学生の体の上で大便して
鼻や耳の穴など体の穴や隅々まで大便を擦り込むという方法
「彼は鏡を見るたびに、汚物にまみれた自分とその匂いを思い出すだろう」 >>88
筒井康隆のたいていの作品は今読んでも面白い
ハズレの極めて少ない作家だと思う >>88
世界の要人が東京に殺到してその生活を描いた内容だけど短編のブラックジョークですぐに読み終わるから人によっては肩透かしになるかも 果しなき流れの果にしか読んだこと無い
虚無回廊すげえ読みたいけどあれ未完なんでしょ >>93
未完でもあれはすごい
小松左京が死ぬまで戦い続けていた思想的課題だからね
物語にはきれいなオチがついてないと許さないって人は読まないほうがいいだろうけど
知的刺激が味わいたいって人は絶対読んどけって感じかな 日本アパッチ族面白かった記憶。
鉄食べて鉄の体になった人々が日本を乗っ取っちゃう話だったっけ?
内容忘れたけど面白かったという記憶だけ残ってるわ。
鉄の料理法とか書いてて、ホントに食えるの?って思ったわ。 >>49
ジェンダー意識は時代に先行してたな
短編の「オルガ」なんかフェミSF界隈も納得の作品 ジェンダー関係だと中間小説誌他一般誌に書いた作品は昭和の保守的な価値観にあわせた作品も結構書いてるな
それがSFM掲載作だとジェンダー攪乱みたいなネタ普通に書いてる
この辺、職業作家として非常に器用 >>100
ペンネームの由来なら左翼の京都大学生だから左京 半村良のペンネームの由来がイーデスハンソンだってのは小松左京から出たデマだよ 半村良と小松左京といや福島正実が亡くなったときの追悼対談で早川書房の原稿料がいかに安いか愚痴ってたの思い出す
作家として生活していくには早川をでるしかないがSF作家になりたいならSFマガジンからでる以外道がなかったとか言ってたな 今の早川はアニメや百合に擦り寄って東浩紀重用してて最悪だな
単行本買う比率ははもう創元や竹書房の方が多くなったわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています