コロナ急減の日本「オミクロン株総力戦」…アフリカ9カ国からの入国を制限

11/29(月) 6:53配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/38a8381f6956d7fe9483c44a319f08d2e3cf4f5f

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の一日感染者を100人台に維持している日本が新たな変異株「オミクロン株」の登場で緊張している。

オミクロン株の流入を防ぐために、27日から南アフリカ共和国など6カ国からの入国者に対する検疫を強化したことに続き、28日からはその対象に3カ国を追加した。

28日、NHKなど日本メディアによると、日本政府はこの日、南アフリカ共和国・エスワティニ・ジンバブエ・ナミビア・ボツワナ・レソトなど南アフリカ6カ国とモザンビーク・マラウイ・ザンビアなど周辺3カ国の入国者に対する規制措置を強化することを決めた。

該当の9カ国から入国した人は日本政府が指定した宿泊施設で10日間留まらなければならない。

日本は現在、一般の外国入国者に10日〜2週間の自宅あるいは登録宿泊施設での待機を求めているが、南アフリカなどから入国する人に対しては政府指定の施設に待機させるということだ。

岸田文雄首相は27日、アフリカ地域の入国規制強化を発表しながら「この変異株(=オミクロン株)の発見については政府としても強い危機感を持って臨んでいる」とし「水際対策をしっかり行っていきたい」と述べた。

水際対策は、敵が陸地に上陸する前に水際で撃滅するという意味の軍事用語で、新型コロナウイルスの流入を防ぐ国境封鎖政策を意味する。