新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」の水際対策として、
政府はきょうから、すべての外国人の新規入国を原則禁止しました。

政府はこれまで、「オミクロン株」が確認された南アフリカなど9か国からの外国人の入国を止めていましたが、きょうからはさらに強化し、すべての国を対象に外国人の新規入国を原則禁止としました。
日本時間のきょうの午前0時よりも前に外国を出発した人は対象外となっていて、けさの成田空港には入国禁止の直前に入国する外国人の姿がありました。

スリランカから来た外国人
「昨日知って、すごく不安になってあわてて大使館に電話して、私の場合は大丈夫だった。もう少し慎重に進めてほしかったというのが正直なところ」

ネパールから来た外国人
「出発できるかどうか心配だった。大変だけど、(今回の対応は)国のためにはいいと思う」

政府は日本人の帰国者についても、指定した宿泊施設での待機を求める対象を23の国と地域に拡大したほか、ワクチンを接種した人を含む、
すべての帰国者の自宅待機期間を最短3日間から14日間に引き上げました。今回の措置は「当面1か月」としています。(30日11:13)

https://news.yahoo.co.jp/articles/07f3556ab0e09272c9780d4928456731a556350b