おうち時間が増えたことで、「自炊に目覚めた」、「料理のクオリティを上げたくなった」なんて声も多くなったのではないだろうか。中でも、パスタ料理は比較的短時間で調理ができるため初心者でも手が出しやすく、バリエーションが豊富なこともあって人気が高い。

今回は、そんなパスタのちょっとしたアレンジ調理法のツイートが「やってみたい!」とバズっていることについてお伝えしていきたい。

塩に代わって「味の素」が定番になるかも?


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日本うま味調味料協会のアカウントで、「食べたくなるサクッと作れてウマい、簡単・時短・一皿で満足のメシうまレシピ」を紹介している、うま味くん@秒速でごはんを見失うレシピを紹介(@umamikun_umakyo)さんが11月20日に投稿したツイートが、1,500件以上のリツイートと5,100件以上のいいね(どちらも2021年11月29日時点)を獲得して話題になっている。

その内容はというと、パスタをゆでる際のひと手間について。「パスタ食べる全ての人に伝えたいのですが、実は茹でる時にうま味調味料加えると、小麦の風味が引き立つんです」と、思いつくようで思いつかなかったテクニックを写真と共に紹介している。さらに、「しかも!お湯に入れる塩の量を減らしてもおいしく茹でられるから塩の節約&減塩にも嬉しい。お湯1.5Lならうま味調味料3ふり、塩小さじ1が目安です。」と、味の変化だけでなく+αのメリットについても綴っている。
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「味の素」を代表とするうま味調味料は、ほとんどの家庭にあるのではないだろうか。このツイートを見て、多くの人が反応を示している。

パスタは「お昼に食べたいものランキングTOP10」で堂々の1位に輝いているほど(All About「我が家の土曜日の昼の定番メニュー」ランキング調べ)。食べる頻度が高いだけに、いつもとは違う味わいを求めている人も多いのではないだろうか。

引用リツイートでは「今度やってみよう」「これはいいこと聞いた」「まじか!」との反応が続々。多くの人にとって初耳の情報だったようだ。中には「グルテンの多い小麦粉で作ることからわかるように、パスタに含まれるアミノ酸は主にグルタミン酸。(グルテンを加水分解するとグルタミン酸)なのでうま味調味料はグルタミン酸が主成分だから『小麦の風味が引き立つ』と表現するのは上手いな」という意見や「『美味しくなる』だったら『ふうん』で終わるところだが、『小麦の風味が引き立つ』と言われると興味が湧く」と、ツイート自体の言葉の使い方に興味を示した人も。確かに「小麦の風味が引き立つ」との表現に惹かれた読者も多いのではないだろうか。どことなく「プロの味に近いのか?」との想像をかき立てられ、試して実際に味わうのが楽しみになる。

早速試した人からは「実際にやってみたら、全く違和感ないどころか、むしろおいしく感じた」「我が家もこれをコンソメでやってたけど気のせいじゃなくて良かった……!」「想像以上に、んまいッ!」と評判は上々の様子。