クレーンでつり上げ同僚溺死させる 傷害致死などの疑いで再逮捕

鹿児島県警は1日、同じ工事現場で働いていた男性会社員をクレーンでつり上げて川に入れたり、川に入るよう言って入水させたりするなどの暴行をして溺死させたとして、鹿児島県鹿屋市、会社員、山下昌司容疑者(43)=暴行罪で起訴=を傷害致死と暴行の容疑で再逮捕した。

 逮捕容疑は10月6日午前11時半ごろ、同県薩摩川内市の資材置き場で同県曽於市の会社員、小森一郎さん(当時50歳)をクレーンでつり上げて川内川に入れるなどの暴行を加え、さらに6日午後3時半ごろには川内川川岸で、抵抗が困難な小森さんに川に入るよう言い、入水させる暴行を加えて溺死させたとしている。

 山下容疑者と小森さんは、川内川にかかる天大橋(てんたいばし)の補修工事に従事していた。
https://mainichi.jp/articles/20211201/k00/00m/040/137000c