「統合失調症」とは
幻覚や妄想が特徴的な症状です
統合失調症の症状でよく知られているのが、「幻覚」と「妄想」です。
幻覚とは実際にはないものをあるように感じる知覚の異常で、中でも自分の悪口やうわさなどが聞こえてくる幻聴は、しばしば見られる症状です。
妄想とは明らかに誤った内容を信じてしまい、周りが訂正しようとしても受け入れられない考えのことで、いやがらせをされているといった被害妄想、テレビやネットが自分に関する情報を流していると思い込んだりする関係妄想などがあります。
こうした幻覚や妄想は、本人にはまるで現実であるように感じられるので、病気が原因にあるとはなかなか気づくことができません。
発症の原因は正確にはよくわかっていません
100人に1人弱がかかる病気です
気長に病気とつきあっていくことが大切です
統合失調症も糖尿病などの生活習慣病と同じで、気長に病気を管理していくことが大切です
周囲の人にもわかる統合失調症のサイン
いじめを受けたと訴えるが、現実には何も起きていない
監視や盗聴を受けていると言うので調べたが、何も見つけられない
ぶつぶつと独り言を言っている
にやにや笑うことが多い
命令する声が聞こえると言う
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_into.html