ニコラス・ケイジが、ニコラス・ホルト主演でドラキュラの召使いを描く米ユニバーサル・ピクチャーズ製作のモンスター映画『レンフィールド(原題) / Renfield』で、ドラキュラ役を務めるとDeadlineほか各メディアが報じた。

 同作は、ブラム・ストーカーによる怪奇小説の古典「吸血鬼ドラキュラ」にも登場し、ドラキュア伯爵の下僕として描かれる男、レンフィールドを主人公に据えた作品。「ウォーキング・デッド」の原作者ロバート・カークマンによる原案を基に、『レゴバットマン ザ・ムービー』『トゥモロー・ウォー』のクリス・マッケイが監督を務め、ライアン・リドリーが脚本を手掛けた。どんな映画になるのか詳細は不明だが、The Hollywood Reporter によると、コメディータッチの現代を舞台にした冒険譚になるという。

 1988年のコメディー『バンパイア・キッス』では、自分が吸血鬼になったと思い込む青年を演じていたケイジ。近年は比較的小規模のインディーズ作品を中心に活動しており、高評価を得た大切な豚をさらわれたトリュフハンターを演じた『ピッグ(原題) / Pig』や、落ち目の俳優のニコラス・ケイジ役を自ら演じるアクションコメディー『ザ・アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント(原題) / The Unbearable Weight of Massive Talent』などに出演。久々の大手スタジオ作品への参加となる。(編集部・入倉功一)

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