イスラエルのホロビッツ保健相は11月30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対して、
従来のワクチンが「有効であるという兆候がある」と述べた。エルサレム・ポスト紙が伝えた。

ホロビッツ氏は、今後数日間でより正確な情報が入るとした上で、
「6カ月以内にワクチン接種を完了した人や3回目のブースター接種をした人もオミクロン株から守られる」との見立てを示し、接種の重要性を呼びかけた。

同紙が地元テレビの情報として伝えたところによると、
ファイザー製ワクチンをブースター接種した人の場合、オミクロン株の感染が90%防ぐことができた。

デルタ株よりわずかに劣る程度で、重症化については93%防げた。一方、接種をしていない人は重症化するリスクが2・4倍高いという。

ただし、イスラエル保健省はこのデータを保有していなかったといい、ホロビッツ氏が何のデータを基にしているかは不明だ。
https://www.asahi.com/articles/ASPD14K16PD1UHBI01T.html

https://www.asahi.com/articles/ASPD122ZDPCZUHBI02P.html?ref=tw_asahi
中東イスラエルで11月30日、医師2人が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に感染していたことがわかった。2人は新型コロナのファイザー製ワクチンを3回接種済みだったという。イスラエルでは、これまでオミクロン株の感染が2人確認されており、感染者は計4人となった。