中国人男性カラオケで熱唱して肺に穴が! 無理に高音パート歌って救急搬送(日刊ゲンダイDIGITAL)
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カラオケで熱唱するのもいいけど、高音パートを歌うために無理をしすぎると、命に関わる「事故」が起きることも……。

中国湖南省長沙市に住むある男性(25)が先日、同僚の結婚披露宴に出席した時のこと。男性はカラオケで「新貴妃酔酒」という曲を歌った。

楊貴妃の、玄宗皇帝への想いを歌った曲で、2010年に近代京劇の女形役者で人気歌手の李玉剛(43)が歌って大ヒット。中国ではカラオケの人気曲だそうだ。男性パートと女性パートがあり、高音の女性パートは裏声で歌う。

男性が無理にその高音パートを歌った時、胸に激しい痛みが走った。男性は歌うのをやめ、その時は痛みは収まった。しかし翌日、痛みは耐え難いものになり、呼吸をするのも苦しくなったため、「長沙市中心病院」に救急搬送された。

医師の診断によると、男性は「自然気胸」という疾患を起こしていた。何らかの原因で肺に穴が開き、空気が漏れ、自転車のように肺がパンクしてしまった状態のことだ。

「新貴妃酔酒」のハイトーンを歌う時に無理しすぎて右肺が破れたのだという。

悪くすれば命に関わる疾患だが、男性は「肺嚢胞切除」という手術を受けて回復。11月26日に退院した。

くれぐれもカラオケで無理は禁物……。