https://news.yahoo.co.jp/articles/f248e637b03aaae3f693a9240c3a392a69d43883?page=2
■「年金や生活保護がなくなる」は悪意の議論  

こう言うとまた「年金がなくなる」「生活保護がなくなる」と言われるんですが、それは悪意の議論で、そんなこと一言も言っていないですよ。  

現在のような生活保護の制度はなくなる。でも生活保護の一部、例えば疾病のある方の医療費を無料にするといったことはまた別の救済措置が必要で、そんなに単純な議論ではないです。  

今はうっぷんを持っている人が、他人の悪口を言って溜飲を下げてそれで終わり。一部のネットやメディアがまたそれをあおる。これは何も生み出さないですよ。こうしたら日本全体がよくなる、自分の生活がよくなる。そういう建設的な議論にならなくなっているのが、私が今この社会で一番心配していることです。

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https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200721/se1/00m/020/021000c
生活保護は「不要」に

── 財源はどうするのか。
■基になるのは(米経済学者)ミルトン・フリードマンの「負の所得税」の考え方だ。一定の所得がある人は税金を払い、それ以下の場合は現金を支給する。また、BIを導入することで、生活保護が不要となり、年金も要らなくなる。それらを財源にすることで、大きな財政負担なしに制度を作れる。生活保護をなくすのは強者の論理だと反論する人がいるが、それは違う。BIは事前に全員が最低限の生活ができるよう保証するので、現在のような生活保護制度はいらなくなる、ということだ。