山形大など「半固体電池」開発に成功 安全で高性能、商品化へ
2021/12/3 10:10
半固体電池を内蔵したスマートフォンケースを手にするBIHの長谷川貴一社長(左)と森下正典准教授=山形市・山形大

 山形大の森下正典産学連携准教授と民間企業2社は2日、リチウムイオン電池の電解液をゲル状にした「半固体電池」の開発に成功し、実用化すると発表した。従来のリチウムイオン電池を上回る安全性と性能を持つ、世界初の次世代電池という。来年度には半固体電池を内蔵したスマートフォンケースを発売する。

https://www.yamagata-np.jp/news/202112/03/kj_2021120300059.php