嫌儲民「スレタイキモっ…」
嫌儲民の子宮(うそだよ!おじちゃんの赤ちゃん産みたいよ♪はやくはやく!!)


■男性にも「前立腺小室」と呼ばれる子宮があるのはなぜ?

 女性がときめく何かに出合ったときの、「キュン」とする感覚を「子宮がうずく」と表現されることがあります。
「男は子宮がないから女の感覚は分からない」と一蹴する男性もいるでしょう。ところが男性にも子宮があります。正確に言えば、子宮の“痕跡”が残っているのです。

「男性子宮」は膀胱(ぼうこう)の背側で骨盤底部に位置し、前立腺の近くにあるので「前立腺小室」とも呼ばれます。
しかし、通常は小さく、何も機能を持っていないので、誰も気づいていません。

 では、なぜ男性にも子宮があるのでしょうか。

 それは、性器はもともと「女性型」が基本だからです。女性の「卵管」「子宮」「腟」と、男性の「精管」「精嚢(のう)」「前立腺」は「内性器」と呼びます。
胎児が6〜7週目の頃には、女性の内性器の起源となる「ミューラー管」と、男性の内性器の起源となる「ウォルフ管」を2本ずつ持っています。

 そして、Y染色体を持つ男性は性腺の分化で精巣が発達すると、精巣から「ミューラー管抑制因子(AMH)」と「男性ホルモン(テストステロン)」が分泌されます。
この2つの物質があると、内性器は「男性型」になり、なければ自動的に「女性型」になります。AMHはミューラー管の発育を抑制して、卵管や子宮が作られないように働きます。

 また、男性ホルモンの働きによってウォルフ管が発達することで、精管や精嚢ができます。この内性器の分化で、ミューラー管の一部がごくわずか残ったものが男性子宮なのです。
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275467