https://www.fnn.jp/articles/-/280102

衆院選の際、「裏金を要求された」と告発した泉田裕彦 衆院議員が、そのやりとりを収録した音声データを公開しました。
そこには金銭をめぐるやりとりが記録されていましたが、裏金を要求したと名指しされた星野伊佐夫 新潟県議は「裏金とは言っていない」「作り話」と反論しています。
3日、公開された音声データ。
【公開された音声】
星野県議:「それで泉田さん勝とうさ。どう思うね」
泉田議員:「やっぱり小選挙区で勝つかどうかで全然違いますもんね」
星野県議:「もしさ、比例でひっかからなかったら終わりだよ」
泉田議員:「うん」
このやりとりの中で「裏金の要求があった」と告発した泉田裕彦衆院議員。
【泉田裕彦 衆院議員(会見)】
「今回の総選挙におきまして、2〜3000万円の裏金要求をされました」
会話の相手として名指ししたのが、長年“蜜月関係”にあった星野伊佐夫県議でした。この告発に対し…
【星野伊佐夫 県議(12月1日)】
Q.裏金を要求した事実は
「ありません。はっきり申し上げる。全くない」
Q.“払わなければ選挙に落ちるぞ”という言い方はした
「ありません。なおさらないです。そんなことは」
星野県議は金銭の要求について全面的に否定していましたが、3日午前。


【星野伊佐夫 県議】
「私は全部覚えていますよ。ほとんど覚えてる。全部覚えてますよ」
Q.政治活動のためのお金
「そう、そう、そう」
音声データが公開されることを察知したのか、全てを思い出した星野県議。
音声データのやりとりが本当に星野県議なのか再び直撃すると…

【杉本一機キャスター】
「(音声データの中で)『言葉の問題であって、実際そんなことを気にしている候補者はいない』と」
【星野伊佐夫 県議】
「言うわけないじゃないですか、裏金なんて。このテープは新しいテープ。改ざんされて、カットもされている。俺(頭に)残っているもん」