俳優の坂上忍(54)がメインMCを務める情報番組「バイキングMORE」(フジテレビ系)が一気に騒がしくなってきた。
来春打ち切り説まで飛び出したが、真相を追跡すると――。

 フジテレビの長寿番組「笑っていいとも!」の後番組としてスタートしたバイキングは昨年、1時間放送枠を拡大し、
番組名もバイキングMOREに変更。それから1年がたち、順調だと思われていたが、一部サイトが「来春打ち切り内定」と報じた。

 フジテレビ関係者は「実際、ちょっと前に局内でも、打ち切り説が流れたことがあった」と断言。
その根拠となったのは、フジ上層部が一部社員に対し「これからのバイキングをどうしていくべきか」と意見や案を募ったという話が出回ったからだ。

「それこそ新番組という視点での提案も受け入れるとのことだったとか。それに尾ひれが付き、打ち切りもあるんじゃないか、という話につながった」
(前同)

 それが信じられる土壌もあった。昨年、坂上の番組スタッフに対するパワハラ疑惑が報じられ、この時にも打ち切りがささやかれていたからだ。
しかし、現段階でパワハラはそこまで問題視されていない。

「もちろん二度とパワハラ疑惑なんて書かれることがないように上層部も目を光らせています。それでも過去も現在もパワハラは存在しないという認識ですし、
だからそれが原因で番組が終わるということはない。むしろ視聴率が頭打ちになっていることを懸念しています」と制作会社関係者。

 決してバイキングを終わらせる目的ではなく、単純に視聴率アップを目指して社員から案を募ったのだ。
その中の一つの例として、打ち切って新番組というのが含まれていた。
「新番組が進んでいるなんて話は聞かないし、打ち切りに向けて動いている様子もない。仮に打ち切るとしても、今からだと来春というのはかなり難しい。
新番組の準備がとても間に合わない」(別のフジテレビ関係者)

 とりあえず来春打ち切りというのはなさそうだが、だからといって永遠に安泰ではない。
前出関係者は「視聴率がこのまま上がらなければ、いずれ何か手を打ってくるでしょう」と指摘した。

https://news.livedoor.com/article/detail/21297683/