強制送還に従わず、帰国を拒否している外国人のおよそ3分の1に犯罪歴があることがわかった。

難民申請手続きを悪用するケースも多いという。

関係者によると、在留資格がないにもかかわらず、強制送還に従わない外国人はおよそ3,100人で、そのうち994人が、薬物違反や窃盗などの事件を起こし、有罪判決を受けていたことがわかった。

こうした外国人の中には、難民申請の手続き中に強制送還されないことや、申請回数に上限がない規定を悪用して申請を繰り返すケースも多いという。

出入国在留管理庁は、3回目以降の申請については、強制送還を可能にするなどの入管難民法改正案を、2022年の国会に提出する方針。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7819525cf41d8ea8ef3877d7f7dd8c1449977975