埼玉県は、荒川に流入する麦生川で、高濃度の有害物質「ジクロロメタン」が検出されたと発表しました。

 埼玉県によりますと、今月2日、さいたま市にある大久保浄水場の取水口で、有害物質「ジクロロメタン」が検出されたため、
上流を調査したところ、川越市内の麦生川の上江橋付近で、基準値の34倍という高濃度のジクロロメタンが検出されました。

 大久保浄水場は、さいたま市や飯能市などに水道水を供給していますが、県は「水道水に影響はない」としています。
一方で、高濃度の有害物質が検出されたエリア周辺では、川に入ったり水を飲んだりしないよう注意を呼び掛けています。

 有害物質の発生源はわかっていないということで、県は、浄水場で24時間濃度を監視するとともに、
今後、さらに上流を調べています。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12198-1363309/