平均打点、驚異の1万2000点!黒沢咲“セレブ”打法復活の勝利「全部出し切った」/麻雀・Mリーグ

平均打点1万2000点。まさに“セレブ”だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」12月3日の第2試合、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)がトップを獲得。自身は開幕戦以来、またチームは実に19戦ぶりの勝利となり、試合後は「覚えていないですもんね、前回のトップ」と語りながら、久しぶりの快勝に笑顔を浮かべた。

この試合の対局者は赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、黒沢、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)の並びでスタート。見せ場はいきなりやってきた。東1局、黒沢は5巡目にリーチ。白鳥の追っかけをものともせず、12巡目にツモ。リーチ・ツモ・赤・ドラ3の1万2000点で、大きな先制点を決めた。赤5索を引いてドラの西のツモアガリと、黒沢の高打点打法の炸裂に、「今日こそは」とのファンの期待も膨らむ。

その後は沢崎との競り合いになり、迎えた南1局。黒沢は園田の先制を受けるも7巡目に追っかけリーチ。これを園田から討ち取ってリーチ・一盃口・赤・ドラ・裏ドラ2のアガリとなってまたもや跳満、1万2000点を加点し、沢崎を逆転してトップ目に立った。

仕上げは南3局2本場、黒澤は赤とドラを内包したタンヤオでリーチ、待ちは二・五万。これを赤五万でツモり、なんとこの日3度目の跳満だ。こうなると視聴者もお祭り騒ぎ。「お嬢様の復活!!」「引いたー!しかもドラ!!!!」「今日のセレブはツモるんです」とコメント欄は歓声の嵐が吹き荒れた。このまま試合は黒沢のトップで終了、開幕戦以来の2勝目を獲得すると、黒沢はそれを噛みしめるように、じっと卓上を見つめた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/061beca9fa1a164e592ac062468fbc61cd30a8ea

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