トランプ氏系メディア、1120億円調達へ SPAC上場計画
北米
2021年12月5日 11:39

【ニューヨーク=宮本岳則】トランプ前米大統領が率いる新興メディア企業、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ
(TMTG)は4日、複数の機関投資家から10億ドル(約1120億円)を調達すると発表した。

同社は特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて株式上場を目指すが、サービスはまだ始まっていない。
事業化の行方に注目が集まっている。

トランプ氏は10月、新しいSNS(交流サイト)サービス「Truth Social(トゥルース・ソーシャル)」の立ち上げを発表した。
TMTGが新サービスの運営を担う。

1月6日の米連邦議会議事堂への襲撃事件を受けて、トランプ氏はツイッターの利用を禁じられ、
9000万人近いフォロワーに直接語りかける手段を失った。フェイスブックやユーチューブからも排除された。

TMTG会長のトランプ氏は4日の声明で「10億ドルは検閲や政治的差別を終わらせるべきだ、
という重要なメッセージをビッグテックに伝えるもの」と指摘した。

さらに財務体質の強化で「ビッグテックの暴政に対抗する」と述べ、シリコンバレーへの敵意をむき出しにした。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN050F60V01C21A2000000/