スーパー、コンビニのレジ自動化…便利になる社会、認知症の人は

 コロナ下での生活に入って2年目。私たちの日々の生活はずいぶん変わりましたね。タクシー利用の際にも現金の受け渡しをする機会が減って、スーパーやコンビニの支払いの際にもレジが自動になりました。こうした便利さの進展は、認知症の人にとって、どんな意味があるのでしょうか。精神科医の松本一生さんが解説します。

 今回のテーマは「銀行と通帳」です。今や銀行の支店が閉店し、電子取引があたりまえになるような世界になってきましたので直近の話題ではないのですが、それでも地域で生活している高齢者は銀行に通うことが長年の習慣でしたので、これまでの生活ができなくなる危険性を持っています。

https://www.asahi.com/articles/ASPC14Q0JPBQULBJ007.html