マイクラの世界で言論の自由を叫ぶ。

不都合な事実は隠してしまえ!と、国によっては報じられないニュース…。
検閲され言論の自由を奪われるネットプラットフォーム…。
すべてはまず知るところから始まるわけで、知る権利は守られるべき人権なのに…。
真実を知りたい? 知りたければあの図書館に行けばいい。
マインクラフトの世界に、昨日、新しい図書館が開館しました。
その名もThe Uncensored Library(無検閲図書館)。

無検閲図書館のウェブサイトには「禁じられた記事をマインクラフト内で本にして再公開しています。各国の真の政治状況を知るチャンスであり、報道の自由の大切さを学ぶための場所です」と書かれています。

国境なき記者団(RWB)指揮のもと、BlockWorksとDDB Berlinが制作した無検閲図書館。
ご存知の方もいるかと思いますが、開館された昨日、3月12日は世界反サイバー検閲デー。
無検閲図書館には、ロシア、メキシコ、エジプト、ベトナム、サウジアラビアで検閲により閲覧不可となった記事が集められています。
検閲大国の中国がはいっていませんが、まだ開館したばかりなので、これから蔵書数や記事元の地域はこれから増えていくことを期待。
マインクラフト内に図書館を作ったのは、ウェブメディアや個人ブログと違い、マインクラフトはアクセス禁止をしている国が少ないという利点があるからですね。

図書館は6つのコーナーに分かれており、1つはRWBコーナー、残りの5つが検閲でバンされた記事を集めたコーナーになっています。
各コーナーの入り口には、台座に本が置かれており、ここで各国政府の検閲レベルや世界報道自由度ランキングをチェックすることができます。

https://www.gizmodo.jp/2021/12/uncensored-library-minecraft-1.html
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