冬の「こたつ船」運航開始
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戸沢村の「最上川舟下り」で冬季限定の「こたつ船」の運航が始まった。県内外の旅行客らが足元から温まりながら、窓の外に広がる冬の最上峡の景色に見入っている。

 テーブルの下に豆炭を設置し布団を掛けたこたつ船は、最上峡芭蕉ライン観光(同村、鈴木富士雄社長)が運航している。2日午前10時50分出航の便には16人が乗り込んだ。天候の影響で船番所を発着する周遊コースとなったが、ぽかぽかのこたつで暖を取りながら約50分の船旅を楽しんだ。ベテラン船頭の高山勝美さん(58)がユーモアたっぷりにガイドし、「最上川舟唄」を歌って場を盛り上げると、乗客から拍手が飛んでいた。

 東京都から訪れた会社員望月海帆(みほ)さん(24)は「景色だけでなく、船頭さんの軽快なトークが楽しかった。今度は春の桜も見に来たい」と話していた。来年3月末まで運航する予定。
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