健康グッズなどの「預託商法」を展開し、顧客からおよそ1億6500万円をだまし取った罪に問われている、「ジャパンライフ」の元会長に対し、検察は、懲役10年を求刑しました。

 経営破綻した「ジャパンライフ」の元会長・山口隆祥被告(79)は、2017年、資金繰りに行き詰まり出資者に配当できる見込みがないにもかかわらず、業績が好調であると装い、顧客のべ23人から1億6500万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ab032b135ae0c03814787ea106311da94dc590a
 きょうの裁判で検察は、「最高責任者として不健全な資金調達を推し進めた」と指摘し、懲役10年を求刑。山口被告は最終弁論で、「私利私欲のためにこういうことを起こした訳ではないが、罪を償って残された人生を静かに過ごしたい」と述べました。

 判決は、来年1月28日に言い渡される予定です。(06日12:59)