●もはや若返っている!? 不老伝説を生んだストイック生活
 荒木先生を語るうえで避けて通れない話題といえば、その「驚異の若さ」です。
1960年生まれの御年61歳ですが、20歳の頃の写真と現在を見比べてみてもほぼ変わらないその容姿にはあ然とするばかりです。
ちまたでは「ジョジョの波紋の力だ」とか「先生自身がDIOなんじゃないか」などと言われるほどの不老ぶり。でもそれは決して超自然現象ではなく、荒木先生の生真面目なストイック生活から生まれたものなのです。

 かつて語ったところによると、荒木先生は「小食健康法」を実践しているそうで、朝は自分で作る生野菜ジュースを飲み、昼は野菜中心の食事、そして夕飯は食べないのが基本なのだとか。
長年連載を続ける多忙な身体がもつのかと思ってしまいますが、慣れればその方が調子がいいのだそうです。

 食生活だけでなく、体力維持のためのトレーニングも常日頃から欠かさないそうです。
それは若い頃からで、妻との初デートにもジムのプールを指定するほど。妻には「その辺で遊んでいて」と言い残し、ご自身はひたすら泳いでいたのだそうです。

 そんなストイックな自分ルールを堅守しているからこそ、誰もが驚く若さを保っているのではないでしょうか。

 ちなみに、漫画家というと徹夜も当たり前の不規則な生活をイメージしがちですが、荒木先生は仕事のスケジュールもきっちり決めているそうです。
インタビューの時期によって曜日や時間に違いはあるものの、仕事は午前中から始めて休み時間も挟みつつ24時までに終わらせる、週に2日以上はオフにするなどここにも生真面目な生活ぶりがうかがえます。
とはいえ、途切れず訪れる締切りのなか、それをきっちり守れるのは超人ワザですね。

以下略
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