米CEO、ズーム会議で900人を一斉解雇 SNSなどで批判
12/7(火) 14:04配信
アメリカの住宅ローン企業の最高経営責任者(CEO)が、Zoom(ズーム)会議で従業員900人を一斉解雇し、ソーシャルメディアなどで批判を浴びている。
デジタル住宅ローン融資会社「Better.com(ベター)」のヴィシャル・ガーグCEOはズーム会議で、
「この会議に呼ばれているあなたは、解雇される不運なグループだ」と告げた。その模様の動画は、のちにソーシャルメディアに投稿された。

動画の中でガーグ氏は「前回これをやった時には泣いてしまった」、「違うニュースであればよかったのに。会社が反映していればよかったのに」と、机の上のメモを見ながら、慎重な口調で述べている。

また、従業員の働きぶりや生産性、市場の変化などに言及。従業員の15%を解雇することにしたと説明した。
一方で、ベターが先週、投資家から受けた7億5000万ドル(約850億円)の資本注入については触れなかった。
同社のケヴィン・ライアン最高財務責任者(CFO)はBBCの取材に対し、「解雇を決めるのは断腸の思いだ。1年のこの時期には特に」と述べた。
一方で、「急激に進化する不動産市場」に追随するためには、「堅固なバランスシートと、少数精鋭の労働力」が必要だと話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/414532305ea4aa4508601d3ede414b5dc29c5c4a