大阪市教育委員会は8日、市立小学校3校から、給食で提供した牛乳について、「味やにおいに異変がある」との訴えがあったと発表した。

 原因は調査中だが、給食後に児童12人が腹痛や吐き気などを訴えたという。

 市教委によると、8日午後1時ごろ、東住吉区と平野区の小学校3校から、給食で出た200ミリリットルの紙パックの牛乳について「苦い」「ヨーグルトのような味がする」と通報があった。市教委によると、提供したのは同一業者で、市立小中学校120校に約4万本を納品。市教委が各校に牛乳を飲むのをやめるよう指示したが、大半の児童生徒がすでに飲み終わっていたという。
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 給食後、3校の小学校で12人の児童が、腹痛や吐き気などを訴えたが、牛乳との因果関係は分かっていない。市保健所は、牛乳を提供する業者への立ち入り調査を開始。原因が判明するまでは120校に対して、この業者の牛乳の納品を停止し、他の業者の牛乳を提供するという。(加藤あず佐)