クラブ内の新型コロナウイルスのクラスター発生が報じられるトッテナムがブライトン戦の開催延期を要請しているようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。

直近のリーグ戦3連勝と好調を維持する5位のトッテナムだが、6日に行われた最新のPCR検査の結果、複数名の選手とチームスタッフの新型コロナウイルス感染が発覚。

アントニオ・コンテ監督は8日に行われたオンライン会見の場で、選手8名とスタッフ5名の陽性判定が確認されたことを認めた。これにより、当該選手とスタッフは少なくとも10日間の隔離措置を講じた後、陰性が確認されるまで試合に絡むことができなくなる。

そういった中、9日に控えるヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のグループ最終節のスタッド・レンヌ戦に関しては、出場可能な選手が13名以下、登録されているGKが一人も起用できない限り、開催延期は不可として、欧州サッカー連盟(UEFA)が通常通りの開催を決定した。

その一方で、プレミアリーグはUEFAと異なり、試合開催の可否に関してより柔軟な対応を行っており、トッテナムはリーグ側に対して、12日に開催予定の第16節ブライトン戦の開催延期を要請しているようだ。

なお、昨シーズンのプレミアリーグではマンチェスター・シティやフルアムが同様のケースで開催延期を許可されており、トッテナムの今回の要請が受け入れられる可能性は高いとのことだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f74229199b7002ad60ad7ab651b94256e76e1311