>>284
日本が謝罪すると簡単にいうけど、まずもって韓国の主張にかなりの嘘・捏造ともいうべき切り貼りが入っている
事実と異なる話に謝罪はできない
さらに日本側に非があるとしても、通常言論の自由や学問研究の自由がある国では、国民の考え方に幅がある
国民世論、お金、人的資源、時間、諸々の有限のリソースの中で現実的な解決を図るのが政治の限界
日本のリベラルがいう韓国側のわだかまり解いていく努力というのが、問題解決をもたらしたかね
実際は解決のためのハードルを吊り上げるためにする議論しかしてこなかった

日本は1965年の基本条約締結時に経済協力金とは別に、個人財産を含む残留資産23億ドルを放棄している
韓国はこれを丸々手にした
上で賠償の根拠はないと言ったが、中曽根内閣の時には40億ドルの経済協力金も提供している
賠償の代わりに経済協力という名目で実質補償金を重ねたわけだ
韓国がこれまで何も受け取っていないなどというのは妄言だ

慰安婦問題も当初は細部のディテールは争わず、日本の謝罪で政治決着を図った
盧泰愚大統領も金泳三大統領も、日本が謝罪してくれれば外交問題化して騒ぎ立てないという方針だった
政治コストを省みない日本のリベラルと韓国の市民運動家に突き上げられて、韓国政府はあっさり約束を覆す
65年請求権協定に抵触しない工夫として、アジア女性基金による元慰安婦へのつぐない事業が企画された
ここには日本の総理大臣からの謝罪の手紙も含まれていた
ところが問題解決してしまうと日本政府を糾弾できなくなる日本のリベラルは、
「日本政府は法的責任を誤魔化そうとしている。予算からお金を出していない。賠償ではない」
と解決困難になる方向へひたすら焚きつけた

日本のリベラルの無責任な振る舞いの結果、韓国人の元慰安婦にはいまだに日本からのつぐない事業を受け取っていない人が残された
韓国は今や日本が行う謝罪に対して審査権をもったかのようだ
「まだ足りない。心がこもってない。はい、やり直し」と
紛争の一回的解決、政治的妥協、有限のリソースの中で取り得る現実的解決が理解できないリベラルの方法論は日韓関係を破壊するだけ