11日午前、岡山市の住宅で、高齢の夫婦とその息子とみられる3人の遺体が見つかり、警察は現場の状況などから、80歳の夫が妻と息子を殺したあと自殺した可能性があるとみて調べています。

11日午前10時40分ごろ、岡山市東区瀬戸町にある住宅を訪れた女性から「弟と母が亡くなっている」と警察に通報がありました。

警察が調べたところ、1階の居間や寝室などで80歳くらいの男性と70歳くらいの女性、それに50歳くらいの男性の合わせて3人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、この住宅には80歳の夫と75歳の妻、それに47歳の息子の3人が暮らしているということで、警察は亡くなったのはこの3人とみて確認を進めています。

住宅には外部から侵入した形跡はなく、部屋からは夫が娘にあてた書き置きのメモが見つかったということで、警察は現場の状況などから夫が妻と息子を殺したあと自殺した可能性があるとみて、詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211211/k10013384871000.html