愛知県稲沢市消防本部は10日、免許停止処分中に救急車を運転したとして、稲沢東分署の20歳代の男性消防副士長を停職6か月の懲戒処分にした。

発表によると、消防副士長は、道交法違反(速度超過)で摘発されたことに伴い、11月4日から90日間の免許停止処分を受けた。しかし、職場へ報告しないまま、自家用車のほか、救急車の緊急走行を17回、普通走行を7回行った。さらに、職場では毎朝、免許証を直属の上司が確認しているが、消防副士長は、免許証をカラーコピーで偽造し、ケースに入れて上司に見せていた。

12月4日夕、稲沢市長束町で、救急車を停車しようとした際、一時停止の道路標識にタイヤを接触させる物損事故を起こし、無免許運転が発覚したという。https://news.yahoo.co.jp/articles/11ba93014e064a786e2892373f7c4753ed705030