ハウス加賀谷、全盛期に統合失調症で苦しみ自殺未遂…忘れられない相方の言葉とは

加賀谷の体に初めて異変が生じたのは中学生の頃。同級生の女の子が下敷きで仰いでいるという何気ない仕草を見た時に「自分が臭いからなのでは」と思ってしまったことがきっかけ。
その後、幻聴や幻覚を発症

16歳の時、病気や障害を抱えた人たちがスタッフの援助を受けながら生活をする施設に入所して治療に専念する。そこで1年暮らした加賀谷の症状は改善。精神科に通院しながら、昔からの夢だったお笑いの道に進むことに

しかし再び「統合失調症」の症状が悪化
統合失調症は再発や悪化を繰り返す病気だ

統合失調症」は幻覚や妄想、集中力・記憶力の低下、感情表現が鈍くなるなどの症状が特徴。
加賀谷の場合も仕事に出掛ける際、忘れ物の確認をしているうちに「気付いたら1時間半経っていた」という時間感覚の低下が表れ、遅刻するケースが増えていった

「何度か自殺を図りました」と、衝撃的な告白を。どれも未遂に終わったが

加賀谷の症状は悪くなる一方で「家の隣にあるビルの屋上からスナイパーがライフルで狙っている」などの妄想や幻聴に悩まされていたとか

ついに限界が来て1999年に松本ハウスとしての活動を休止。芸人を辞めて、再び治療に専念した。
10年にわたる闘病生活の末、加賀谷の病状も安定。活動を休止する際に「何年でも待つ」と言った松本と再びコンビを組んで、2009年に活動を再開した

彼には、松本から言われた忘れられない言葉があるという。それは「簡単なことはするな。それはつまらないから」
病気で苦しんでいた加賀谷が追い詰められて自殺するかもしれないと思った松本が相方に投げかけた言葉だ

松本への感謝の気持ちを語った
https://dogatch.jp/news/tx/38610/detail/