『TENET テネット』などのロバート・パティンソンが主演を務める映画『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(2022年3月11日全国公開)より、嘘と暴力が蔓延したダークなゴッサム・シティを映し出す日本版予告編が公開された。

 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のマット・リーヴス監督が描くのは、自警団として活動を始めてから2年目の若きブルース・ウェイン/バットマンだ。復讐に燃えるブルースは、権力者を標的とする連続殺人事件の謎を解き明かしていく。

 本作でバットマンを苦しめるのは、なぞなぞ好きな知能犯リドラー。予告編では、犯罪現場になぞなぞを残し、警察やブルースを翻弄するさまが映し出されており、やがて政府の陰謀、ブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪までもが暴かれる。リドラーの狂気と恐怖で狂っていくブルースは、怒りや憎しみを露わにしてしまい……。マット監督が「自分の人格をコントロールできない、バットマンとブルースの境界が曖昧でずっと悩み続けている」と語るように、シリーズ史上最も感情に訴えかける作品になることを予感させる。

 悪役リドラーを演じたのは、『スイス・アーミー・マン』などのポール・ダノ。その他、セリーナ・カイル/キャットウーマン役でゾーイ・クラヴィッツ、ゴードン刑事役でジェフリー・ライト、ペンギン役でコリン・ファレル、アルフレッド役でアンディ・サーキスと豪華キャストが集結した。(編集部・倉本拓弥)

https://www.cinematoday.jp/news/N0127549

予告
https://youtube.com/watch?v=qQq2MjhzdBc