埼玉県行田市で89歳の男性がひき逃げされて死亡した事件で、66歳の男が逮捕されました。
およそ5キロ離れた場所でフロント部分が壊れた車に男が乗っているのを警察官が見つけました。
東京・足立区の会社員・斉藤一男容疑者は11日午後11時半ごろ、行田市でトラックを運転中に自転車に乗っていたとみられる藤倉金蔵さんをはねて死亡させ、逃走した疑いが持たれています。
警察によりますと、事故のおよそ3時間後、パトカーで巡回していた警察官が現場からおよそ5キロ離れた場所でフロント部分が壊れた車が走っているのを見つけ、運転していた斉藤容疑者を逮捕しました。
斉藤容疑者は「標識にぶつかったと思った」と供述し、ひき逃げ容疑については否認しています。
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