ワクチン証明書アプリを制作した日本、誤データだけで16万件
12/13(月) 10:31
朝鮮日報日本語版
https://news.yahoo.co.jp/articles/6eb3bb6d9bb5ecc1a7bb3c8ccf76d18f6037483d

 日本政府は20日からコロナワクチンの接種証明書アプリを発給する計画だが、
再確認が必要なデータが500万件に達することが分かり困難が予想されている。

 朝日新聞などが12日に報じたところによると、
9月に発足したデジタル庁が先日「ワクチン接種記録システム(VRS)」を分析したところ、
誤データが登録されたケースが全体の約1億件の中で16万件(0.16%)に上ることが分かった。
また間違っているかどうか地方自治体の再確認が必要なデータは500万件弱(5%)に上るという。ワクチンの2回目接種だけが登録されているとか、
1回目接種日よりも2回目接種日が早い、ワクチンの製造番号が不正確、
1回目のワクチンと2回目のワクチンが異なるなどのケースがこれに含まれているという。

 日本政府は今年初めに誰が、いつ、どこで、どの種類のワクチンを何回接種したかなど
接種に関する情報を直ちに登録できるVRSを導入した。
地方自治体や医療機関の接種担当者が全国民に配布されたバーコードを使い、
関連する情報を入力できるようにしたのだ。
ところがファクスや印鑑などアナログ方式の業務に慣れた職員の熟練度が低い上に、
システムや機械の問題も頻発し、例えばバーコードの数字8を3と認識するなどの問題が発生しているという。
日本の複数のメディアが報じた。

 デジタル庁は全国の地方自治体に対し、間違って記載されたデータの内容を
電子証明書発給前までに修正するよう要請している。
朝日新聞は「デジタル庁は接種日の誤りなど接種券の送付や接種証明に影響する致命的な間違いは
『少ないと考えられる』としている」と伝える一方
「(自治体の)担当者は『デジ庁の数字は少なすぎるのではないか』と指摘している」とも伝えた。

東京=チェ・ウンギョン特派員