読売新聞グループ本社と読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産は13日、プロ野球・読売巨人軍の本拠地である東京ドーム(東京都文京区)で過去最大規模の改修を行うと発表した。
大型ビジョンや観客席などの新設、場内の完全キャッシュレス化などが柱。
当初の2023年シーズン開幕からの稼働開始予定を1年前倒しし、来春、22年3月のオープン戦から新たな装いで観客を迎える予定だ。

「ジャイアンツの世界を五感で存分に楽しめる新しい観戦体験の提供」を目指したもので、
具体的には
〈1〉横幅が約126メートルで面積が従来の約4・4倍となる国内最大級のフルカラーLEDメインビジョン
〈2〉場内コンコースなどに約260台のデジタルサイネージを導入
〈3〉2〜8人の小規模グループを対象に様々なスタイルで観戦できる4種類のグループ席を計400席新設
〈4〉球場内の全売店、客席販売などの完全キャッシュレス化
〈5〉顔認証入場、決済の本格導入――などが主な改修の内容。

東京ドームでは、2020年から新型コロナウイルス対策として、換気強化やトイレ増設など「世界トップレベルの清潔、安全、快適なスタジアム」への施策を展開している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd34d84ccb2d55b88a6fa200e07538adfe49a234