トイレに行ったらおしりから大量の出血 …何が原因? どんな病気が考えられる?
12/13(月) 12:05配信

トイレで大便をした後、ふと便器を見ると大量の出血……。
もし、こうした事態に陥ったら、誰もが慌ててしまいますよね。

はたして、トイレで出血した場合、どのような病気の可能性があるのでしょうか。
「おおつ消化器・呼吸器内科クリニック」の大津先生に教えていただきました。

トイレで出血したとき、焦らずにチェックすべき項目
編集部:
トイレに行ったら、大量の出血がありました。一体、どのような原因が考えられますか?

大津先生:
まず考えなければならないのが、体内のどこで出血をしているのかということです。
正確にいえば、その出血は「下血」なのか「血便」なのか、ということです。トイレに行って出血があると
「下血した」と考える人も多いのですが、本来「下血」とは、胃や十二指腸などの上部消化管から
出血することを指します。他方、十二指腸より下に位置する大腸や肛門といった下部消化管から
出血することを「血便」と言います。

編集部:
どのように下血か血便かを見分ければいいのですか?

大津先生:
「血液の色」で区別するのが簡単な見分け方です。真っ赤な血が出た場合は「血便」、
黒っぽい血が出た場合は「下血」の可能性を疑います。
ただし、当てはまらない場合もあるので、一概には言えません。

つづく
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3f80d2efa5229afe2272ef454ba82d599e76d3