馬産地の「牧場」で水道管工事中 側溝で"土砂に埋まる"…60代男性死亡 作業終了時間に戻らず仲間発見

水道管工事を行っていた牧場で、作業員の男性が土砂に埋まった状態で見つかりました。男性はその後死亡しました。

事故があったのは、北海道新冠町の競走馬の牧場です。

12月11日午後4時30分過ぎ、牧場内で水道管の敷設工事をしていた牧場作業員の60代の男性が、作業終了時間を過ぎても見えないため仲間が探したところ、男性が側溝で土砂に埋まった状態で見つかりました。

埋まっていた側溝は深さ2メートル、幅1メートルで、男性は立った状態で胸まで土砂に埋まっていて、頭は土砂から出た状態でした。

警察によりますと、男性は発見された時には心肺停止の状態で、土砂が水分を多く含んでいたため、男性の体を強く圧迫したと見られています。

男性は搬送先の病院で一時心肺蘇生しましたが、12日死亡しました。

警察が作業中に土砂が何らかの原因で崩れたとみて、詳しく調べています。

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=25030