米アルファベット傘下のグーグルは8日、オフィス復帰計画を先送りする中、年内に全世界の従業員に追加ボーナスを支給すると発表した。

同社の広報担当者がロイターに語ったところによると、グーグルは今月中に、同社の外部人材(ベンダー、派遣社員、契約社員)やインターンを含む全ての従業員に対し、1600ドルまたはそれと同等の価値の現金ボーナスをそれぞれの国で支給する。

今回のボーナスは新型コロナウイルス流行下の従業員支援策として、在宅勤務の容認とウェルビーイング(幸福な状態)ボーナスに加わるものだという。従業員支援目的の予算について詳細は明らかにしていない。

3月にはグーグルの社内調査で過去1年間に従業員のウェルビーイングが低下したことが明らかになり、同社はその後、500ドルのウェルビーイング現金ボーナスを含む一連の措置を発表した。

先週には、新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株を巡る懸念やワクチン接種義務化への抵抗が見られる中、全世界で1月のオフィス復帰計画を無期限で先送りすると発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d96e6cf58b00eb93b5db99e2d8dd765d00a6682