2年前に生徒にわいせつ行為の高校教諭はすでに定年退職・長野県教委「速やかに調査・処分すべきだった」と報告書(SBC信越放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/05f0b6cf9d8b341563b728f6886aad7394873164

長野県立高校の男性教諭がおととし、女子生徒にわいせつな行為を行っていたことがわかりました。
県教委は第三者機関の助言を受けて「速やかに調査と処分を行うべきであった」という報告書を公表しました。
報告書によりますと、おととし8月、県立高校の男性教諭が女子生徒を日帰り温泉に誘い、帰りの車内で手を握ったり、耳たぶを触ったりしました。
教諭は生徒に対し「いまは手でしか繋がれないが、高校を卒業したら他のところでもつながりたい」という発言もしたということです。
女子生徒が校長に申し出たほか、保護者からも県教委に訴えがありましたが、県教委は「わいせつ行為ではない」と判断して処分を行わず、男性教諭は去年3月に定年退職しました。
しかし、今年2月に県の教職員から県の総務部に通報があり、県教委は第三者機関での議論を踏まえて、「懲戒処分を行う事案であった」などととする報告書をまとめました。
当時の校長と県教委の関係者の処分は、来週の教育委員会で決めるということです。