北極圏で気温38度、最高と認定
昨年6月にロシアで観測
2021/12/14 17:55 (JST)
12/14 18:03 (JST)updated
【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は14日、ロシア極東サハ共和国のベルホヤンスクで昨年6月20日に観測された38度を、北極圏の観測史上最高気温と正式に認定した。南極半島にあるアルゼンチンのエスペランサ観測基地で昨年2月6日に観測された18.3度も今年7月、南極大陸の過去最高気温とWMOが認定済み。
南北両極での一連の記録更新について、ターラスWMO事務局長は「気候変動への警鐘が鳴らされている」と懸念を示した。
WMOは米カリフォルニア州のデスバレーで昨年8月と今年7月に観測された54.4度が、今世紀の世界最高気温かどうかを精査中。
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