米11月卸売物価9.6%上昇で過去最大
15日 9時16分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4427373.html

アメリカの先月の卸売物価指数は9.6%上昇し、比較可能な2010年以降で最大の伸び率となりました。

アメリカ労働省が14日に発表した11月の卸売物価指数は、前の年の同じ月に比べて9.6%上昇しました。伸び率は前回を上回り、比較可能な2010年11月以降で最大です。

新型コロナで落ち込んだ需要が急拡大する一方で、人手不足や供給網の混乱が解消せず、アメリカでは歴史的な物価の上昇が続いています。これを受けて、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は日本時間のあす、量的緩和策の縮小規模を拡大し終了時期の前倒しを決める見通しです。