日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は15日、連鎖販売取引(マルチ商法)で行政処分を受けた企業から依頼され、講演していたとして伊東信久衆院議員(57)=大阪19区=を厳重注意処分にしたと明らかにした。馬場伸幸共同代表から処分を伝えた。
 松井氏は「本人はマルチ商法の会社だとは知らなかったと言っているが、浅はかな行為だ」と話した。伊東氏は医師で、先の衆院選で3回目の当選を果たした。
 講演を依頼した企業は、化粧品や水素生成器などのマルチ商法を展開。勧誘時の説明に虚偽の内容も含まれていたとして、消費者庁から今年8月に一部業務と取引の停止命令を受けている。
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