100年近く伝統の味「伊勢うどん」の普及と継承に取り組んできた「伊勢麺類飲食業組合」が年内で活動を終了、解散することになった。三重県伊勢市内の大衆食堂などで組織し、親睦や互助活動に努めてきたが、経営者の高齢化と後継者不足は深刻で、組合運営に時間と体力を割ける役員を確保することが困難になったためという。
解散は11月17日の臨時総会で決定した。切り出したのは、つたや(同市河崎2)2代目店主の青木英雄組合長(81)。「前々から役員を若手に譲らなければと思っているうちに、若い経営者がいなくなっちゃった。時代の流れとはいえ、わたしの代で組合に幕を下ろすのは、過去歴代の役員に申し訳ない」
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