年越しそば向け 幌加内町でそば粉の生産が最盛期

12月14日 12時19分

全国一のそばの実の産地、上川の幌加内町では、年越しそば向けのそば粉の生産が最盛期を迎えています。

幌加内町は、作付面積、生産量ともに全国一のそばの実の産地です。
町の振興公社の工場では、今月に入り、年越しそば向けのそば粉の生産が最盛期を迎えています。
使われているそばの実はことし収穫されたもので、機械に入れて殻がむかれたあと、電動の石うすでひきます。
できあがった白いそば粉は、次々と袋詰めされていました。
振興公社によりますと、新型コロナの影響で外食の需要が落ち込んでいるため、ことしのそばの実の出荷量は新型コロナウイルスの感染が拡大する前と比べて6割ほどにとどまっているということです。
ほろかない振興公社の小関義明社長は「ことしは夏の暑さの影響で生育が遅れていたものの、満足できる品質のそば粉を作ることができました。幌加内町の年越しそばでよい年を迎えてほしい」と話していました。
幌加内町のそば粉は主に道内や関東のそば店に出荷されます。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211214/7000041184.html