Windows 11でSSDが遅くなる不具合。ランダムライトが半分以下の場合も

Windows 11搭載環境において、Windows 10と比べてSSDの転送速度が十分に発揮できない
場合があるとして、フォーラムにて一部ユーザーから報告が挙がっている。

これによれば、特にランダムアクセス速度において影響が大きく、1つの例として、ベンチマーク
テストにおけるランダムライト速度(RND4K Q32T16)の測定結果で、Windows 10が2,320MB/s
なのに対し、Windows 11は983MB/sと半分以下のスコアしか発揮できなかったという。

環境をそろえた状態での計測結果ではないものの、その差はあまりにも大きく、何度テストしても
同様の結果になったという。

Microsoftでは11月22日付けでプレビューパッチ「KB5007262」をリリースし、この中でHDDや
SSDの性能に影響を与え得る書き込み操作に関連する問題を修正した。しかし、フォーラム内では
同パッチ適用後も症状が改善しないとの報告が挙がっている。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1373557.html